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文房具

記念館だより

 学者にとって文房具とは、険しい学問の道を共に歩む戦友のようなものでしょうか。古代中国では、紙、墨、筆、硯(すずり)の四つを文房四友などと呼んで重んじました。

 柏の本館には、廣池千九郎が使用したさまざまな文房具が遺(のこ)されています。そのほとんどが質素でとても高級なものには見えません。しかし、原稿用の和紙と墨だけはたいへん上質なものです。

 木材パルプを原料とする洋紙と違い、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)の繊維からつくられる伝統的な和紙は劣化しにくく、丈夫であるという特性があります。また、墨も炭素からできているため化学的に安定しており、保存性の高いことが知られています。このことは奈良の正倉院で保存されている古文書が、千数百年経(た)っても鮮明に読めることからもわかります。

 千九郎にとって和紙と墨は、モラロジーに関する重要な原稿を末永く遺すために極めて重要な文房具でした。だからこそ、それらの中でも特に上質なものを使用したのです。文房具一つをとっても、千九郎の選択基準がどこにあるかがわかります。

January 01, 2020

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