〒277-8654千葉県柏市光ヶ丘2-1-1

TEL : 04-7173-3023

開館時間 : 9:00〜17:00

休館日 : 毎週月曜日(但し月曜日が祝日の場合は翌日)

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Exhibition

展 示

企画展示

令和元年度 企 画 展 示

廣池千九郎の皇室研究と奉仕の事跡

期間:令和元年6月1日~令和2年5月末

今年度は、廣池千九郎の皇室研究と奉仕の事跡を展示します。廣池は神官の家系に生まれたことに誇りを持ち、青年期には恩師の教育のもと、皇室を尊重する心を養いました。その精神は、教育や研究を通して展開されます。なかでも皇室の研究は廣池が生涯をかけて取り組んだテーマであり、のちにモラロジー(道徳科学)の核心となります。また、最晩年には皇族の賀陽宮恒憲王に対し、身命をかけて御進講を行いました。令和の御代を迎えたこの機会に、創立者の皇室研究と奉仕の事跡を通して、皇室に対する理解を深めていただければ幸いです。

 

地下展示室で開催中

本展は地下の自学室手前左側より始まります。最初の資料、廣池による特大の書「公(きみ)」(廣池家の家紋)が、ご来場の皆様をお迎えします。

​本展は4部構成です。前半は「皇室研究と奉仕の淵源」「伊勢神宮と万世一系の研究」をテーマとしています。青年教師・歴史研究者として取り組んだ研究教育活動や、その後の『古事類苑』編修員・神宮皇学館教授時代におけるより専門的な研究について、当時の著作物を中心に紹介します。

見どころとして、まず「皇室研究と奉仕の淵源」では廣池17歳頃の漢詩「楠公之碑銘」(明治16年前後)があります。こちらは青年期の尊皇の精神を知れる貴重な資料です。軸「御歴代山陵・遥拝祭日鑑」(同24年頃)は、『史学普及雑誌』の参考資料であり、廣池直筆の書き込みが特徴的です。「伊勢神宮と万世一系の研究」では、神々の相関関係を図示した「皇祖皇宗御系譜」(明治43年)、歴代天皇の伝記を編纂する構想を基に着手した「醍醐天皇御伝」「村上天皇御伝」などを展示。これらにより研究に対する意気込みを感じられます。

後半の「モラロジーにおける皇室研究」では、廣池が道徳的な観点から皇室を研究したことを紹介しています。

廣池は主著『道徳科学の論文』初版を皇室・政府要人に献上しました。このコーナーでは本書と献本先名簿の展示をはじめ、他に大正天皇御即位の記念で授与された「大礼記念章之証」、扇子に揮毫した「昭憲皇太后御歌」、書「天照皇大神」など初出展の資料が並びます。

最後に「賀陽宮恒憲王の台臨と御進講」です。廣池は賀陽宮恒憲王の台臨(ご訪問)を皇室への報恩の機会として全力で奉迎し、おもてなしを尽くしました。「料理レシピ」と「料理メニュー表」、6枚の写真パネルはその様子を伝えるものです。

本展締めくくりの資料は、御進講の一部をまとめた『大義名分の教育其必要と原理及び方法』と最晩年の口述筆記『予の過去五十七年における皇室奉仕の事蹟』です。これら2冊によって、廣池の皇室奉仕にかける思いを知ることができます。

皆様の御来館を心よりお待ち申し上げます。

企画展示

過去の

平成30年 廣池千英の業績

​モラロジー研究所第2代所長・麗澤大学初代学長の廣池千英没後50年を記念して、その生涯と業績を展示。

平成29年 廣池千九郎の書の世界

およそ300点ある千九郎の書の中から、27点を選出し、それらを前期後期に分けて展示した。

平成28年 中津時代 モラロジーの淵源

​生誕150年記念展示。郷里中津における業績を教育、学問、社会貢献の側面から紹介。

平成27年 道徳科学専攻塾

廣池学園創立80周年記念展示。廣池が昭和10年に設立した専攻塾の教育理念、制度、施設を紹介。

平成26年 ゆかりの人 斎藤実

海軍大臣、朝鮮総督、総理大臣等を務めた斎藤と廣池の交流を紹介。