連載

 

​文房具

1,500円

 柏 本館

 学者にとって文房具とは、険しい学問の道を共に歩む戦友のようなものでしょうか。古代中国では、紙、墨、筆、硯(すずり)の四つを文房四友などと呼んで重んじました。

 柏の本館には、廣池千九郎が使用したさまざまな文房具が遺(のこ)されています。そのほとんどが質素でとても高級なものには見えません。しかし、原稿用の和紙と墨だけはたいへん上質なものです。

 木材パルプを原料とする洋紙と違い、楮(こうぞ)や三椏(みつまた)の繊維からつくられる伝統的な和紙は劣化しにくく、丈夫であるという特性があります。また、墨も炭素からできているため化学的に安定しており、保存性の高いことが知られています。このことは奈良の正倉院で保存されている古文書が、千数百年経(た)っても鮮明に読めることからもわかります。

 千九郎にとって和紙と墨は、モラロジーに関する重要な原稿を末永く遺すために極めて重要な文房具でした。だからこそ、それらの中でも特に上質なものを使用したのです。文房具一つをとっても、千九郎の選択基準がどこにあるかがわかります。

記事 #1

2,500円

ここをクリックし、「リストを管理」を選択して新しい記事の追加や編集を行ってください。

伝えたいメッセージや注目すべきポイントを書いて、訪問者の興味を惹きつけましょう。

特別展示

2,500円

いろはにほへと 15

いろはにほへと 22

​いろはにほへと 44

記事 #3

2,500円

ここをクリックし、「リストを管理」を選択して新しい記事の追加や編集を行ってください。

伝えたいメッセージや注目すべきポイントを書いて、訪問者の興味を惹きつけましょう。

1 / 1

Please reload

​過去の記事

〒277-8654千葉県柏市光ヶ丘2-1-1

TEL : 04-7173-3023

開館時間 : 9:00〜17:00

休館日 : 毎週月曜日(但し月曜日が祝日の場合は翌日)

Copyright© Chikuro Hiroike Memorial Center. 

All rights reserved