top of page
にとべ いなぞう 1862~1933 法学博士、農学博士。札幌農学校(現在の北海道大学)教授等経て、創設まもない国際連盟の事務局次長を務めた。著書『武士道』は世界的ベストセラー。 新渡戸は『道徳科学の論文』に寄せた序文で、廣池の人格と並外れた業績を評価し、病身でありながら健康な学者をしのぐ研究の成果を上げたことに驚嘆の気持ちを表している。そして、廣池の最も偉大なところは、モラロジーによる教育活動という大事業を推し進めながらも、自己の修養を常に心がけている点であるとして賞賛した。 昭和6年(1931)の大阪毎日新聞社講堂における講演会では、廣池を「光明は東方より」と紹介している。 新渡戸稲造
bottom of page