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Facsimile Edition

復刻版掲載

史学普及
雑誌

1892年(明治25年)8月に、千九郎博士が郷里・中津から京都に移り、最初に取り組まれた事業が『史学普及雑誌』の発行です。

このWEB復刻版では、当時の発行物をPDFで再現し、同じペースで発行していきました。

発行号数
京都案内記

1895年(明治28年)、京都の歴史家として活躍していた千九郎は『歴史美術名勝古跡京都案内記』を発行しました。これは博覧会のために京都市が計画し、千九郎が作成した京都の観光案内ガイドブックです。千九郎の純粋な歴史家としての立場が示されており“伝統文化の神髄を正しく伝えたい”という熱意が込められています。

[明治28年4月26日発行]

一、名所巡覧の日割

一、京都市内

一、東山北部

一、東山中部

一、東山南部

一、北山

一、西山

一、山科及醍醐地方

一、洛南

一、比叡山及近江八景

一、宿泊案内

● 博覧会会場案内記

● 桓武天皇詳傅

※本誌掲載は「名所巡覧の日割」~「洛南」となっております。

当時の諸事情により「比叡山及近江八景」~「桓武天皇詳傅」は、掲載されておりません。

ここでは『史学普及雑誌』第27号に折り込まれていた「博覧会会場明細案内」のPDFを掲載いたします。

京名所
写真図絵

1895年(明治28年)、京都の観光案内ガイドブックとして『京名所写真図絵』を発行しました。多くの図版が取り入れられており、大変興味深い作品となっています。千九郎は「市内を観光する際には『高等の案内者』を求めなければならない」と述べ、自らそれに任じようとしていました。

[明治28年4月1日発行]
◆小川一真製版 写真彫刻銅板目次
第一図  桓武帝之御真影
第二図  大極殿
第三図  嵐山の春景
第四図  金閣寺
第五図  三十三間堂仏像
第六図  知恩院山門
第七図  下鴨
第八図  壬生狂言
第九図  西本願寺
第十図  三條大橋
第十一図 嶋原の光景
第十二図 稲荷神社
第十三図 祗園会
第十四図 清水寺
第十五図 東本願寺
第十六図 第四回内国勧業博覧会

◆写真図絵之部
第一章  名所巡覧の日割
第二章  市内交通案内
第三章  宿泊案内
第四章  桓武帝の遷都
第五章  大内裏
第六章  各地名所案内
第七章  博覧会場案内

※「第三章 宿泊案内」は、本文においては「第三章 宿泊注意」と記されています。

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